にしです。
今回は、特によく何かやる上でも「時間がない!」という方に向けた記事です。
これは、ネットワークビジネスをやってた頃です。ビジネスに勧誘をして断られる理由としての理由のトップクラスとして上げられるのが
「時間がない」
「お金がない」
です。
個人的に経験上思うのは、本気でやる気のある人は、時間がなくても作るし、お金がなくても節約したり、借りたりクレジットなどで作ってきます。
あの手この手で考えるので、本当にやる気のある人は「時間がない」「お金がない」は言い訳にならないということです。
そういうのを聞いていると「時間」「お金」というのは理由になりにくいと思ってしまいます。もちろん、中にはさすがに無理って事もあるでしょうが、無理と判断するのは早いかもしれません。
今回は冒頭でもあげたように、「時間」にフォーカスを当てた考え方です。時間を節約・管理する方法、そして時間を作り出すためのタイムマネジメントの方法やコツをお伝えします。
目次
時間節約・管理方法① リストやチェック項目を作る
頭の中で考えているとやる事ややりたい事、やらなければいけない事だらけで頭がごちゃごちゃしてしまいます。
色々項目があるときは、紙に書き出したりすると意外と大した事ないじゃんって思うことは多々あります。
イメージの中だと漠然として不安になったり迷ったりしますが、書いて可視化する事で次の行動が見えたりできます。
書き方もノートに書いたり、パソコンのワードやエクセルでもいいし、僕の場合はホワイトボードに書いてます。
ホワイトボードは自由に書けるので結構便利です。しかもすぐに消せるし、見えるところにおいておけば忘れないのでかなりおすすめです。
ですが、やり方は自由なので、自分にあった方法でやってみるといいでしょう。
リストアップしたらやること
リストアップしたらそれをもっと深くまで落とします。特に
- 優先順位を決める
- タスクの期限を決める
この辺りをまとめておけば、迷うことなく最短スピードで終わらせる事ができます。
要は「目的地までの道順をたどる」ことと同じで、どういったら最短経路で進めるのか、効率よく進めるのかがわかってきます。
もっとざっくり言うと「タスク管理」というわけです。
内容がシンプルで1つだけならここまで考える必要はないかもしれませんが、
- 内容が複雑
- 1つのテーマでも複数の項目がある場合
- 複数の項目に関連性がある場合
などであれば、最短ルートをチェックしておく必要があるでしょう。
これをやらないと考えすぎて時間をロスしたり、それどころか優先順位がわからなくなったりしてしまいます。
結果的に時間がなくなり仕事に追われたり、精神的なストレスもかかるので時間がさらになくなります。
リストアップしても着手する順番などを決めないと時間がいたずらに過ぎてしまうだけです。
タスクの優先順位の具体的な決め方
これは単純に
- 緊急度
- 重要度
で分類分けするといいでしょう。
方法は以下のように項目分けをします。
横軸:高←重要度→低
縦軸:高↑緊急度↓低
①緊急かつ重要 | ②緊急だが重要でない |
③緊急だが重要でない | ④緊急でも重要でもない |
このように分けていくと良いでしょう。それぞれ例をあげると
①緊急かつ重要:期限が迫っている仕事、家賃などの引き落とし
②緊急だが重要でない:将来のための勉強、自己投資、自分の人生を変えるための時間
③緊急だが重要でない:友達との飲み会の出欠の返答、生活用品の購入(トイレットペーパーがもうない!など(笑))
④緊急でも重要でもない:テレビの時間、だらだらとSNSを見ている時間、目的のない長電話
人によってこの項目のポジションは変わるでしょうが、大まかに書くとこんな感じです。
このようにタスクを分け、大きいと思えるようなタスクもこの4つの枠に分けるだけでやるべきこと、こなすべきことが見えてくるはずです。
この分類分けは、色々な自己啓発書でも書かれていますが、これを分ける際に大切なのは「②緊急でなく重要なタスク」です。
「①緊急かつ重要なタスク」なのではと思う方もいるかもしれませんが、「緊急」という時点ですぐにこなさないといけないので、大切かどうか関係なくこなすことになります。
自分の将来にプラスになるような必要な投資は、この「緊急でないが重要なこと」です。まあでも、緊急でないのはあまり行動に移したりできないのが人間なので、軽視して取り組まない人が多いので、結果的に人生が変わらないわけです。
であるなら、解決法は単純で期限を決めてしまうのが方法の1つです。
タスクの期限を決める
期限を決めるメリットは以下の3つです。
- 期限を決めればそれまでにやろうとする
- 先ほどの②の「重要だが緊急でない」項目の中でもさらに優先順位が決まる
- だらだらと時間をかけなくなる
といったメリットがあります。
「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」というパーキンソンの法則というのがあるので、期限はできるかできないかギリギリの期限を設けるといいでしょう。
あまり余裕を持って期限を設けると、その期間あたりに終わるような仕事をしてしまうので、時間がもったいないです。この点も時間を節約するためだと思って作業に取り組むといいでしょう。
ここまでくれば、実際のスケジュールに落とし込んで行動に起こすだけです。
時間節約・管理方法② やるべき・すぐに処理できるものを先にやる
どのみちやらないといけないなら、さっさと片付ける習慣をつけるといいでしょう。
あとは簡単に終わらせることのできる仕事を処理して1つでも作業を減らすこともいいことです。少しでも達成できればやる気も出てきますからね。
たまには腰が重くて何かと面倒だなと思う時もありますし、僕もめんどくさがりなのでそういう時もあります。
そんな時は簡単に処理できる事から始めると、エンジンがかかって動ける事もあるので、気が乗らない時に簡単なものから片付けると決めたらいいでしょう。
1つアドバイスすると、洗い物や洗濯、ゴミ出しといった日常的にやるものも作業です。それだけでも違うのでやってみてください。
普段そういった事をしない人なら、奥さんの評価が上がるかもしれないので一石二鳥かもしれません(笑)
時間節約・管理方法③ 同時並行できるものを探す
例えば日常生活なら、
洗濯しながら
ご飯を炊いて
パソコンで作業をして
時間指定配送した郵便物を待つ
これだけで4つの事を同時並行できます。
一緒に走らせることのできるもの、一緒に処理できるものを探してまとめて片付ける。これをやるだけでも全然違ってきます。
これも最初のリスト化をすることで見えてくるので、リスト化をしたらこの作業もやってしまうと良いでしょう。
時間節約・管理方法④ さっさと寝てしまう
眠い目をこすって1時間作業するより、1時間早く寝て、30分早く起きて、その30分で作業する。
目の冴えてる30分の方が、眠い目をこすりながらやる1時間よりずっと効率がいいし、アイデアも生まれやすいです。
「そんな時間ないよ!」って人でも15分でもいいから早く起きて作業をする。これだけでも違いますよ。その「15分で寝てます」っていう人もいますが、15分長く寝た所で変わりません(笑)
それなら昼の休憩中などに15分寝たほうが明らかに効率がいいです。
僕はそういう習慣をつけて徐々に時間を長くして作業に取り掛かってました。
例え15分でも毎日続ければ、月で450分、7時間半の時間を捻出した事と一緒です。
このように小さな時間でも無駄なく過ごす習慣は非常に重要ですし、結果を出している人はそのくらい時間を作り出すことを意識しています。
小言になりますが、冒頭の「時間がない」という人ほど、そういった時間を馬鹿にしています。だから「時間がない」というのは嘘だと言うんです。
時間節約・管理方法⑤ 意味のない飲み会は断る
上司や会社の愚痴をツマミにするような飲み会などはほどほどにしましょう。もし断れないような雰囲気なら3回に1回は断るなど決めておいてもいいかもしれません。
それによって時間もできるし、お金の節約にもなります。もし行かないと波風が立つような職場なら、2次会は断る、極端な話、職を変えるという事を考えても良いかもしれません。
時間節約・管理方法⑥ 通勤時間を工夫する
例えば1本早い電車に乗り、混雑を緩和する事で有意義な通勤時間を過ごせるかもしれません。
通勤場所が遠いなら思い切って引っ越す事で移動時間を短縮して時間の余裕を作り出しやすくなるかもしれません。
職場から近いところに引っ越して自転車通勤。自動車を利用しているなら自動車をなくす事で車税やガソリン代がなくなりお金の節約にもなります。
これも成功者や結果を出している人でこういう事もやっている人もいました。「結果を出すことに対する意識が違うな」と思いました。
つまるところをいうと、結果は「意識」なのだと思います。普段の心がけ、出来ることから行動する。
有名な言葉で
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
とありますが、普段の習慣を見直して変える事は最初の「心が変われば行動が変わる」事です。そこから習慣、人格、運命と変えていけるものだし、僕もそうしてきました。
時間節約・管理方法⑦ 常に計画を立てておく
例えば週末の休日に遊びに行くにしても、大体何時くらいまでに帰って、この時間はこの作業をするなど計画的に動くといいでしょう。
休みだからとダラダラしてると一瞬で休日が終わって、夕方になってゆううつな気分で1日が終わるなんてことになりかねません。
「サザエさん症候群」(ブルーマンデー症候群ともいうみたいです)というやつですね。僕も昔はそんな感じで、本当にアニメの「サザエさん」を観てゆううつな気分になっていました。
最初はサザエさん症候群を馬鹿にしていましたが、自分の身で感じて本当にあると感じたのを覚えています。エンディングテーマで悲しくなるんですけど、何なんでしょうね、あれは(笑)
ある意味、魔法の曲です(笑)
少し脱線しましたが、作業をやっていきたいなら休日の過ごし方は特に重要です。一番時間を確保できますからね。
計画といっても最初のうちは1時間ごとのざっくりとした計画でも、できる範囲のことでもいいのでやっていきましょう。
無理に何でもやろうとしなくてもいいので、出来ることから少しづつ始めればいいんです。
時間節約・管理方法⑧ ショッピングはネットを利用する
通常ショッピングは、お店に行って購入するものですが、今はネットが発達しているおかげでいろいろな物がパソコン、スマホやタブレット上で簡単に購入できます。
食料品、特に米などの重いものはわざわざ買わないで、ネット通販で購入するのも手です。店舗よりも安く、時間の節約にもなります。
色々見るのが実際のショッピングの楽しみの1つですので、全てネットショッピングに変えるのが良いとは思いませんが、変えれるものは変える事をおススメします。
本などはネットショッピングにして、ポイントなどためたほうがお得に買い物もできますので、お金と時間の節約にもつながります。
激安スーパーにかける時間は無駄になっていないか?
ちょっとネットショッピングと関連した話になりますが、普段の家計でかかる費用で、かつコントロールしやすいものに「食費」があります。
食料品を買う際にはスーパーを利用しているでしょうが、お店によって値段が違うます。
「この店なんでこんな高いの!?」って思ったことはないでしょうか。自分の家の近くがそういうお店だと本当に気持ちが萎えますよね(笑)
もしかしたらネットショッピングより安いかもしれません。
少しでも安く買うために少し離れたスーパーに行くのも手ですが、それが往復30分もかかるお店だと逆に損している可能性もあります。
その手間をかけてでも金額的に安くなるのか考えてみましょう。
そして「安くなったんだから、これも買ってもいいよね♪」的な発想で買い物をした場合、逆に損しています。
- これで食費がどのくらい節約可能か?
- そして1年単位でどのくらい節約可能か?
- その30分で食事の準備ができたら時間節約にならないか?
- その30分は1ヶ月でどのくらいの時間になるか?1年なら?
- そのまとまった時間でできることはないのか?
など考えてみるといいでしょう。
節約することは悪いことではありませんが、その分のお金を他のことでまかなう事ができれば、わざわざ安いお店に行く必要もないのではないでしょうか。
時間節約・管理方法⑨ テレビをやめる
該当する方にとっては、これが最高の時間節約術だと思っています。
職場ではよく夜のドラマや金曜にテレビでやっている映画の話がされていました。
テレビは僕もまれに観ますが、面白い番組(個人的には「ネプリーグ」とか「VS嵐」とかが好きです(笑))がありますが、ずっとつけているといつの間にか時間が経ってしまいます。
僕も昔はテレビっ子で、実家は常にテレビがついていて、1人暮らしを始めた時も家に帰って最初にやる行為は「テレビをつける事」
テレビの音がBGM的な感じでした。
最初の職場を辞め、次の職場で時間に余裕ができた時もテレビを見る習慣はそのままでした。ですがある時「なんで家に帰ってから1日終わるのがこんなに早いんだ」と思うようになりました。
毎日毎日こんな過ごし方では時間がもったいないと感じるようになりました。
原因は何かと考えるようになって思ったのが「テレビをつけているから」という事でした。
当時、テレビっ子の僕からテレビをなくすことは苦渋の選択でしたが、そう思った次の日からテレビを完全にシャットダウンしてみました。
そうしたら時間の余裕がかなりできてビックリしたくらいです。
何かどうしても観たい番組、好きな俳優が出ている、アイドルが出ているなどがあれば録画すればいい話です。リアルタイムで見ないといけない番組なら話は別ですが、そうでないなら録画がいいでしょう。
CMが意外と時間を取られるので、CMは早送りで飛ばしてしまう事で観る時間を軽減し、時間が作り出せます。
過去の僕同様、テレビっ子の方は、思い切ってテレビをやめてみてはどうでしょうか。
時間節約・管理方法⑩ どのくらいの時間を捻出できるか計算する
普段の日常生活から時間を管理して節約するために、作り出せる時間を計算してみましょう。
例えば通勤の間の30分、スマホで文章を作る事は簡単にできます。そして休憩の時間など職場に行く間も時間は作り出せます。
僕の場合は、通勤の15分間はスマホをいじれる状況にあったので、その時に文章や内容を考えていました。
休憩中は10分くらいでご飯を食べて、15分仮眠、あとはトイレの個室にこもって文章を打つ事約20分。そして帰りも15分考える。
これだけで約50分の時間は確保できるし、だいたい1000~2000文字は打ててしまいます。
これを毎日、週5日の勤務なら、月約22日になるでしょうか。単純計算で
50分/日×22日/月=1100分=約18時間
となります。
18時間もあれば、記事であれば3~5記事くらいは可能です。これが1年間続けば
4記事(平均した数)×12か月=48記事
これだけの差になります。
これが3年続けば100記事は余裕で超えるという話で、特別休日に時間を確保したとか、仕事後に作業をしていないのにも関わらずこれだけの作業が可能になります。
ただ、時間を管理して節約しようとしただけの話です。
お金の問題なら特にそうですが、1か月、3か月、半年、1年、3年…と長期的に見ていく広い視野は重要です。
目先の事しか考えずに結論を出す人は意外と多いというのが印象です。
目先の先に目先があって、その目先の先にも目先があり、その先に続いて存在するのが未来です。未来を変えれる人は、目先を変えられる人の事です。
目先を変えられずに未来が変わらないのなんて当然の話です。それで落ち込まれたり、「自分なんて…」なんて思われても困ります。しかし、それで自分を落としている人はたくさんいます。
そういう意味で成功者は時間もお金も「節約上手」「管理上手」といえるでしょう。
まとめと、最終的に大切な考え方
今回上げている事は、すべて「目先」の話です。いきなりすべてを変えられなくても、ほんの少しからでもやろうと思えばすぐにできることだらけです。
繰り返しますが本当に小さなことからでも構いません。時間を作り出す、節約するためにできる事からはじめましょう。
最後にまとめておきます。
- リストやチェック項目を作る
- やらなければいけないもの、簡単に処理できるものを先に片付ける
- 同時並行できるものを探す
- さっさと寝てしまう
- 意味のない飲み会は断る
- 通勤時間を工夫する
- 常に計画を立てておく
- ショッピングはネットショッピングを利用する
- テレビをやめる
- どのくらいの時間を捻出できるか計算する
これらはまず変えようという意識であり「心」です。
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
と途中で上げましたが、まずは「心」です。ここから始まると思います。
ただ、そういった「心」だけでもできない方もいると思います。というかほとんどかもしれませんね。
そう思おうと思うのでなく、
「緊急でなく重要な事」
要は、「自分の人生を変えるキッカケになる事は何のか?」という質問を自分にすることで「心」の部分は出来てくると思います。
紙に書くなどした方が自分の考えを整理できるので、色々書いてみると良いでしょう。
そして最終的には、
自分が必要だと考えたもの(緊急ではないが重要な事)にできるだけ多くの時間を使う
という事でしょう。
多くの時間に自分のしたい事を割くには、時として
- 何かをやめる、変更する
- 「No」とハッキリいう
- 自分のできない事、不得意な事は誰かに任せる
といった行動も必要です。
さきほどまで主に行動面で10項目分けてきましたが、この上の3項目が出来れば考え方としては問題ないでしょう。
選ばれた人だけが出来ようなことではもちろんありません。少しずつでも進めていけば誰でも選ばれた人であるかのようなことになれると僕も思っています。