高校生から僕はバイトをしています。
様々なバイトをして、社会人歴も10年以上なので、バイトも入れると20年近く何かしら仕事をしています。
僕自身学生時代から「仕事をする上で、大切だと思う姿勢」が自分の中にあって、それを大切にしてきました。
今回はそれを紹介します。今後の仕事やバイトの仕事の仕方などについて参考になれば幸いです。
目次
仕事と作業の違いから考える姿勢
仕事、仕事とよく言いますが、それは本当に仕事なのか?
それは大学生のあたりからよく思っていた事で、そもそも仕事とは何かと色々考えていました。
その為には「作業」と分けることではっきりするのではないかと思っていました。
「作業」=言われたことだけやっていること
僕の中での定義ですので、色々な意見があると思いますが、「作業」というのは
- 言われたことだけやること
- 言われたことしかやらない
- 言われたことしかできない
状態だと思っています。
要は「思考停止状態」だということです。
この「思考停止状態」が「作業」であり、「仕事」をしている以上、「作業」をしてはいけない。
それでは仕事をしたとは言えず、給料をもらうにはいたらないのでは?と思っていました。
という事は『「仕事」は何ぞや?』と言うとこういうことだと思っていました。
「仕事」=自ら何かを考えて行動する事
仕事というのは
「自らが考えて行動する事」
少なくとも僕はそう思っています。
自分で考えて自主的に行動する。これが仕事だと、大学生の時に自分の中で定義していましたし、今でもこの考えは変わりません。
単に言われたことだけでなく、自分で
- なぜこの仕事が必要なのか?
- もっといい方法はないか?
- この仕事から派生させて新しい仕事を作れないか?
という事を当時は考えていました。
だからこそ、ただのコンビニのバイトでしたが、評価された部分もあって、信頼されていた部分もあったように思います。
でも、こんな事を考えるもんだから社会人になって、少し洗礼を受けました。ちょっと「自分は仕事ができる」と勘違いしてたんですよね。
社会人になって学んだもう1つの事
先ほど、ザックリ言うと
作業:思考停止状態で何かをやっている状態
仕事:自分で自ら考えて行動する事
と定義しました。
ですが、例えば新入社員が勝手に行動したらどうでしょうか?結構うっとうしいと思うのではないでしょうか。
もちろん、僕はそれをやっていないし、職業柄、医療の仕事だったので勝手な事をやると、最終的に患者さんに迷惑をかけてしまうのでやらなかったというのもあります。
そして新入社員なので色々な事を指導されます。当然、新入社員はそれを覚えるところから始まりますよね。
でも、当時自分が優秀と勘違いしていた僕はメモも取らずに「覚えられるだろ」と軽く取ってメモらずにいて、作業が分からずトラブルに。
今思えば、小さなことでしたが、メモを取るという事をしなかったためにかなり叱られました。それ以来取るようにしましたけどね。
どこか独創的な事をやる事が重要と思って、地味な事をなめてたんですよね。
メモを取る事も「作業」に当たるけど…
先ほどの定義で言うと、「メモを取る」という行為は「作業」になるわけです。
なぜなら言われたことだけやって、記録しているだけですからね。
でも、まず仕事をするには、目の前の「作業」が当たり前のようにできなければいけません。
その視点を忘れていたわけです、当時の僕は。
作業ができた上で、業務を把握、そしてそこからの仕事です。
当時の僕は「守破離」でいう「守」を完全に無視していたから、先ほどのトラブルが起きたと今ならわかります。
要は「守」は作業であり、違うやり方や作業を学ぶのは「破」、そして仕事をするのは「離」ということなのかなと個人的には思っています。
「作業」をなめてはいけないけどそこで止まってはいけない
「作業」も大切ということですが、いつまでも作業をしているようでは、最初に僕が考えていた「思考停止状態」になるのだと思います。
まとめると、
「作業から仕事を学んでいって、そこから業務改善や新しい事を見つけて行動していく」
「作業はするけど、思考を止めてはいけない」
という事なのかなと思います。
もっとザックリ言えば、
「常に何かを考えながら行動する」
事が大切なのでしょう。
これが出来さえすれば、何をしていても常に進化できるのだと思います。